触ると手に粉が付くチョーキングという現象が起きる

　施工から10年ほど経過すると、外壁を触った時に手に白い粉が付く

　チョーキングという現象が起こることがあります。

　チョーキングは塗装の効果が切れるほど劣化している証拠です。

　塗料は樹脂と顔料でできていて、樹脂が紫外線によって劣化すると

　顔料だけが残ってしまうため触ると顔料が付きます。

　顔料が手に付いてしまう状態ということは雨でも顔料が流れるということです。

　色を付ける役割のある顔料が落ちているということは、色褪せが進んでいる

　ということを表しています。

　チョーキングが起こるほど劣化していると下地を保護する役目を果たせないほど

　劣化が進んでいるため、早急なメンテナンスが必要です。

　紫外線や雨を防ぐことができないため、チョーキングが起こったまま放置すると

　下地の劣化やひび割れといったより深刻な劣化を招く可能性があります。

　下地の劣化を防ぐために、チョーキングが発生した時には１年以内に外壁塗装を

　行いましょう。